Home

天気が崩れる前は痛くなる?!

天気が悪い時やこれから悪くなるという時に痛みやダルさが強くなった経験のある方も多いと思います。
「テレビの天気予報より私の膝の方がよっぽど当たる」なんて冗談で言ったりしますが、 これって、温度や気圧・湿度の変化に身体がついていかないで起こる現象なんです。
とりわけ、気圧の変化は影響する割合が大きいと言えます。
私たちの耳の奥には内耳という平衡感覚を司る部分があり、
そこに気圧の変化を捉えるセンサーがあると考えられています。
この気圧センサーが過敏な人は僅かな気圧の変化でも平衡感覚が狂い
身体が揺れていると脳に伝えてしまいます。一方、目からは揺れていない
という情報が伝わっているため脳は混乱して大きなストレスを感じてしまいます。
このストレスが全身に張り巡らされている神経を過剰に興奮させて関節痛や
頭痛などを起こすと考えられています。
そんな痛みには、つまり天気によって出る痛みには、気圧が下がる前に
乗りも物酔いの「酔い止め薬」 を飲んでおくといいんです。
「乗り物酔い」も「気圧の変化による頭痛」も原因は
内耳の揺れによる平衡感覚の乱れ。
気圧が下がる前に飲む事で内耳を落ち着かせ頭痛を予防する
事ができるんです。

ケガした時は最初の1ヶ月が肝心?!

ケガや事故にあった時は最初の1ヶ月が肝心。
いわゆる、自己治癒力、又は自然治癒力といって、 身体に痛い所・悪い所ができた時、自分の身体の中にその悪い所を「治そう治そう」とする働き の事ですが、その治癒力は痛い所ができてから、つまり、受傷してから最初の1ヶ月は良く働いて くれますが1ヶ月を過ぎると徐々に働きが弱くなってきます。その弱くなって治りにくくなる状態を「慢性化する」 と言います。その1ヶ月で自分に合った治療をたくさん受けるか受けないかで予後(それからの治り)が 変わってきます。身体に痛い所ができたらなるべく早く適切な治療を数多く受けて下さい。
この事を昔から「早期発見・早期治療」といって医療の鉄則になっています。

脳脊髄液減少症?!

脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)ってご存知ですか?交通事故のムチウチやハードコンタクト スポーツ時のケガにおいて合併してしまう病気というか障害です。近年徐々に明らかに なりつつありますが治療法が少ない障害の1つと言われています。そもそも脳や背骨の中を 通っている脊髄は脳脊髄液という液体に包まれるようにして外部の衝撃から守られるように 存在しています。そして、交通事故や激しいスポーツ等の衝撃により脳脊髄液の膜が破れ漏れ出して 脳や脊髄を守れなくなってしまい、頭痛や吐き気・めまい・倦怠感などの不定愁訴が出現する と言われます。破け方が大きい人は受傷後すぐにその症状が出ますが、破け方が小さい人は 徐々に液が漏れ出て受傷後何週間もたってから症状が出てくる事もあります。
特徴として、身体を起こしている時に症状が出やすく、横になると症状が治まってきます。

関節のポキッて何?!

ポキッとなって関節がすーっと楽になった事はありませんか?これは、関節内にある気泡が 弾ける音と言われています。 関節は使っていると摩擦によって徐々に関節内に気泡ができてきて関節内の 圧力を高めていってしまいます。その関節内圧が高まる事により関節内の神経や組織を圧迫し、 違和感やダルさ、ひどい時には痛みとして感じてくるという事が解ってきました。 当院ではこの関節内の気泡を心地よく弾けさせて関節内圧を下げ神経や組織への圧迫を取り去る 施療をしています。中には本当に関節のズレが生じてそれが元の位置に戻る時にボキッと音がする 事もあります。「全身関節調整」では各関節に生じた微妙なズレを元の位置に戻す事も同時に行い 正常な身体に近づけていきます。



五本指ソックスは逆効果!?

ランナーの間では"記録が縮まる"とか"疲れが出にくくなる"等の理由で 五本指ソックスが流行っているようですが実は逆なんです!
靴を履かない時は影響は少ないですが靴を履くと指が1本1本布に包まれている分、 趾間圧が高まり指の動きが制限され指を動かす足底筋や下腿筋群はいつもより余計な力を出して動かす事になります。
マラソンや登山等では早く疲労したり早く故障が出る原因になるのです。
長時間靴を履いて足を酷使する時は五本指ソックスは避けましょう!
「横浜マラソン」や「ぐんま県民マラソン」のスパイラルテーピングボディケアボランティアに参加して つくづく上記のように実感しました。なんてったって処置したランナーの約8割は五本指ソックスの愛好者。
スパイラルテーピングの処置をする前にその場で五本指ソックスを脱いでもらったら、もうそれで痛みが半減したって方もいたくらい。
(って事は五本指ソックスでなかったら完走できたかも・・・)と呟くランナー続出でした。
ぐんま県民マラソンスパイラルテーピングボランティア施術中



咳・くしゃみは腰痛の大敵!?

今の季節は花粉症や風邪などでくしゃみや咳が出る方が増える時期 ですね。
そしてそれはギックリ腰や普通の腰痛が重症化するきっかけ になる時期でもあるんです。
どういう事かと言うと腰痛を患った方なら お分かりになると思いますが腰の痛い時に咳やくしゃみをすると、 とても腰に響いて痛いものなんです。
咳やくしゃみをする瞬間、 急激に高まった腹圧が腰の神経を刺激して激しい痛みを出す、 というわけなんです。
くれぐれも腰痛がある方は咳・くしゃみをする 時は慎重にするようにして下さいね。