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呼吸法で痛みが変わる?!

今回はギックリ腰受傷直後の呼吸法についてお話します。
下に落ちた物を拾い上げようとしてかがんだ時に腰がピキッ、
と痛くなったりします。いわゆるギックリ腰ですね。
ジーッとしていても気になる痛み、ましてや立ったり
座ったり寝転がったり起き上がったりの動作の時は激しく痛みます。
本人は激しい痛みのため呼吸を止めたり力んだりして動作を
するようになりますがそれだと神経は興奮して余計痛く感じてしまいます。
そんな時、呼吸を意識するだけで神経の興奮を抑えて
痛みを柔らかくする方法があります。
まず「呼吸」とは吸ってはいてを繰り返しますがその息をはく時に
ゆっくり動作をします。ただ普通に呼吸をしているだけでは
動作するヒマがありません。肺いっぱいに空気を吸い込んで
10秒〜15秒かけて細く長く息を吐き出します。その間にゆっくり動作をして
息が続かなくなったら動作を一旦止めてその間に息継ぎをしてまた吐き出す
と同時に動作を再開します。この繰り返しで呼吸に集中して動作を行うと
徐々に神経の過剰な興奮がおさまってきて激しい痛みが
少しやわらぐようになっていくんです。
ぎっくり腰でトイレに行くのも大変!なんて方は是非ヤってみて下さい。
では、お大事に!^-^)/
2016/12/26

ムチウチや腰痛の方は寝過ぎに注意!


楽しみにしている連休。普段の寝不足を解消しようと
「思う存分寝てしまおうー」という方も多いと思います。しかし、
ちょっと待って下さい。脊柱が悪い方、つまり首や背中や腰の悪い方は
あまり寝すぎると症状が悪化してしまう事も。
どういう事かというと、日中長時間同じ姿勢でいると背中や腰が痛くなる
のと同じで夜寝ている間も寝返りをあまりしていないと朝起きて動かし
始めに痛みが出やすくなります。同じ筋肉ばかりに負担がかかり朝起きて
身体が動き始めた時に患部の筋肉の伸び縮みが体の動きに追い付いていかず
無理がかかる為に痛みとして現れてしまいます。いつもより長く寝てしまうと
その痛みがより出やすくなり寝違えの原因にもなってしまいます。
いっぱい寝たい方はいつもより1時間半程度にとどめ、
それでもまだ足りない場合は一旦起きて日常を過ごし午後の早い時間に
お昼寝として寝てみて下さい。分けて寝る事により寝違えや起きて
動かし始めの痛み等を最小限に食い止める事が出来るのです。
2016/12/29

効率よく脂肪を燃やす!?

最近、患者さんからこんな相談がありました。
「ジョギングをしてるけどなかなか体脂肪が減らない」って。
どうせ有酸素運動(ジョギング)しているならその前に10分でも
20分でも無酸素運動(筋トレ)をしておいた方が良いんです。
無酸素運動(筋トレ)で成長ホルモンを出しておいてその後に
有酸素運動(ジョギング)で脂肪を燃焼させた方が効率良く体脂肪を
減らせると言われているからなんです。ジョギングをされている方、
する前には腹筋や腕立て伏せをお忘れなく。20100712 12:12

生理中は怪我しやす!?

出産の時、女性特有のホルモン【リラクシン】が分泌され
恥骨結合部や両仙腸関節部が弛み骨盤が開き産道が拡大し
分娩を可能にしています。
この神秘的な働きが実は生理中にも出産の時程ではありませんが
わずかに分泌されていわる事がわかっています。そしてその
わずかな【リラクシン】の分泌が骨盤だけでなく全身の関節を
弛ませる事によって、その期間激しい運動をした時に捻挫など
怪我のリスクが高まる事がわかってきました。
「そう言えば学生時代のあの怪我は生理中だった!」
なんていう人、多いのではないでしょうか。
女性アスリートの方々、生理中にはくれぐれも無理の無いように
お願いします!そして、監督やコーチの方々もその事を充分理解
した上で指導をお願いします!



柔軟体操はやり過ぎるとダメ?!

以前まで、運動前は柔軟体操やストレッチを充分にやって身体を
柔らかくしてから試合や練習に臨んでいました。しかし、今では
柔軟体操やストレッチは、やり過ぎると関節を緩め過ぎて、
かえって捻挫や怪我のリスクが高まるという事が分かってきました。
運動前の準備体操はほどほどにし、運動後やお風呂上がり、
寝る前などに、念入りに柔軟体操やストレッチをするのが効果的
なのです。